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2024年04月10日 更新

原因別防火のポイント2

■2 寝タバコ・火遊びなど

 

タバコが原因で発生した火災の主な経過は、投げ捨てによるものが半数以上を占め、灰皿等からの転倒・落下、消したはずのものが 再燃した、などがあげられます。

火遊びによる火災も増加傾向にあります。主なものは、ライターが最も多く、次いでマッチ、花火の順となっています。

 

対策

1 タバコ・・・タバコの火は小さい割に700度~800度と非常に高温で、木材や衣類などに火をつけるエネルギーを持っています。

 

ア 寝タバコはしない

寝タバコ、くわえタバコをしていて火種が布団などに落ち、火災に至ったことがあります。

 

イ 灰皿に水を入れておく

灰皿が不適当だったり、灰皿に吸殻がたまっていたため、火のついたタバコや吸殻が敷物の上に落ちたり、吸殻が燃え上がって灰皿が割れ、火災に至った例があります。

 

ウ 吸殻をくずかごに捨てたなど吸殻の不始末をしない

完全に消えていない吸殻をくずかごなどに捨てたため、他の紙くずなどに着火し、火災に至った例があります。

水などで完全に消火することが必要です。

 

2 火遊び

 

ア  マッチ、ライターなどを子供の手の届くところに置かない。

火遊びによる火災は、マッチ・ライターなどをもてあそんでおきることが多いので、日頃からマッチ・ライターは子供の目に触れないところに置くようにしましょう。

また、アイロン・ドライヤーなどつけっぱなしにすると危険な器具も、遊びに使えないよう片づけておきましょう。

 

イ 子供に火の恐ろしさを教えましょう。

子供は好奇心が強く、火に対する興味も強いものです。火は恐ろしいものであることをきちんと教えておきましょう。

 

ウ 子供だけを残して外出するときは、火を消していきましょう。

子供だけを残して外出し、子供が石油ストーブの中に紙きれを入れて遊んでいて出火した、など死者の出る火災が発生しています。

 

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